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こがねの里介護・福祉宣言

開示情報

2014.01.15

こ が ね の 里 の 介 護 ・ 福 祉 宣 言

特別養護老人ホーム  こがねの里

2014年1月15日改定

  こがねの里は、「住み慣れたまちで、いつまでも安心して暮らし続けたい」という住民の願いから、草の根運動がみのった特養ホーム「最後のよりどころ」です。

  この運動が始まった1995年頃は、高齢化社会を迎えて、奈良市のゴールドプランがつくられたものの、特養ホーム整備は進まず、待機者は増える一方でした。

  高齢者とその介護者の苦しみを何とか支援できる施設をつくろうと、6年をかけ建設用地の購入資金を集めてこがねの里が建設されました。

  政府はこの間、病気や高齢期の諸問題について、公的責任を大幅に縮小し、国民負担を増額する介護保険制度を導入しました。

  このことから、特養ホームの利用者層が変わったと言われていますが、本当に介護の必要な人を排除することは許されません。今後とも利用者中心の介護をめざし、個別性を重視し、科学的根拠を持った介護サービスが展開できるよう努力し、利用者はもとより、家族と地域の皆様に信頼される介護に努めます。

  利用者が、人生の最後のステージまで輝くことができるよう、職員の介護・福祉に関する専門性と質を高めます。

  私たちは、建設に寄せられた4500人を超す皆様の心を大切にし、法人の5つの理念を具体化し、医療・福祉の連携した、安心して住み続けられる街づくりに、これからも地域の皆様と共に歩み続けることを宣言します。

 

私たちは、地域に根ざした、利用者のよりどころとなる施設づくりに努めます。

 

(1)利用者の尊厳を第一に考え、利用者の立場に立った介護 ・福祉 をめざします。

自分の家族だったら、自分だったらどうしたいかを考え、利用者の立場に立って介護します。

様々な人生経験を重ねられた利用者の話に耳を傾け、生きた歴史を学びます。人生の先輩としての尊厳を守り、接遇マナーを重視します。

 

(2)高齢者が、安心して暮らせる街づくりのため、地域のネットワークづくりにとりくみます。

地域住民の熱い思いでつくられたこがねの里は、高齢者のみならず、住民の生活を支えるために必要不可欠な存在です。地域福祉発展の中心的な役割を担い、情報を発信し、幅広い世代が交流し、支え合える地域を確立できるよう努めます。

 

(3)明るく、仲間を思いやる、働きがいのある職場づくりを大切にし、自己・相互の点検をしながら、自発的な学習に努め、専門性を高めます。

常に創意・工夫をこらす積極的な姿勢で、自己研鑽に努めます。法人としても、研修の機会の保障に努め、安心・安全の施設づくりに努めます。

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